「フローボット」のよくあるエラーについて | PowerAutomate

PowerAutomateでTeams投稿を行う際に利用する「フローボット」については一部制限がありますので、よくあるエラーを元にご紹介します。

Teams上ではフローボットが「Workflows」という名前で表示されます。
なお、本記事では「フローボット」と呼称します。

(2024/09/08)一部バージョンアップで解消したものがありますので、修正しました。

目次

フローボットとは

「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」アクションにおいては、「ユーザー」「フローボット」「Power Virtual Agents」から選択することができます。

フローボットからの投稿は「Workflows 経由のXXXX(接続元ユーザー名)」という形式で表示されるため、自動投稿であることが一目でわかるメリットがあります。

よくあるエラー① タグをメンションできない(解消済み)

(2024/09/08)解消しました!!!過去の記録のため、文字は横線で消しておきます。

内容

「フローボット」ではTeamsチームのタグをメンションできません。
メンションした場合、エラーとなり以下のメッセージが表示されます。

エラー
 アクション ‘チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する‘ に失敗しました
 ※アクション名を変更している場合、ご自身で変更後のアクション名が表示されます。

エラーの詳細
 Mentioning tags is currently only supported when posting as a user. Please change the poster type to user or remove the at mentions for tags.

対応策(①タグをメンションできない)

ユーザーメンションは使用できますので、対応策としてはユーザー個別にメンションを指定する必要があります。

よくあるエラー② プライベートチャネルに投稿できない

内容

「フローボット」ではTeamsチーム内のプライベートチャネルに投稿ができません。
こちらは、投稿元のユーザーが参加している場合でも「フローボット」自体が当該チャネルに参加できないためです。
※追加も不可。

エラー
 アクション ‘チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する‘ に失敗しました
 ※アクション名を変更している場合、ご自身で変更後のアクション名が表示されます。

エラーの詳細
 Bot Framework に対する要求がエラーにより失敗しました: ‘{“error”:{“code”:”BotNotInConversationRoster”,”message”:”The bot is not part of the conversation roster.”}}’。

対応策(②プライベートチャネルに投稿できない)

プライベートチャネルに「フローボット」が投稿することは不可能であるため、ユーザーからの投稿を行う他ありません。

よくあるエラー③ 件名が入力できない

内容

「フローボット」では何故か件名の入力ができません。

Screenshot

対応策(③件名が入力できない)

件名として扱いたい文言を「18pt 太字」で入力することで、ユーザー投稿で件名を入力したときとほぼ同じ見栄えの投稿が可能です。

まとめ

今回は「フローボット」でよく起こるエラーについてご紹介しました。
「なんで動かない…?」という際に力になれていれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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