【初心者向け】通知バーを表示させる方法(Notify関数) | PowerApps

難易度】★☆☆☆☆ 
【時 間】5分程度

今回は、PowerAppsにおいて、通知バーを表示させる方法(Notify関数の利用方法)についてご紹介します。
処理成功・エラーの際にメッセージがあるとアプリの使いやすさが格段に上がるため、是非参考にしてみてください。

目次

Notify関数とは

簡易説明

Notify関数は、画面の上部にバナーメッセージを表示させる関数です。
バーの種類は4種類ありますが、使い方は簡単で以下のように使います。

こんなやつです。
Notify("表示させたい文字を入力" [, どのような表示形式にするか [, どれくらいの時間表示させるか ]] )

例)
 //Notify("成功しましたよ",NotificationType.Success,20000)
 //Notify("失敗しちゃった",NotificationType.Error)
 //Notify("通知バーを出すだけ")

※ [ ] 内は省略可能。
※ デフォルトではユーザーが閉じるか、10秒間待つことで表示が消えます。

バーの表示形式(4種類)

一覧

どのような表示形式にするか内容
NotificationType.Errorメッセージを「エラー」として表示します。
NotificationType.Information (既定)メッセージを「情報提供」として表示します。 ※既定
NotificationType.Successメッセージを「成功」として表示します。
NotificationType.Warningメッセージを「警告」として表示します。

実際の見え方

NotificationType.Error

NotificationType.Information (既定)

NotificationType.Success

NotificationType.Warning

よくある使い方

編集フォーム

編集フォームの「OnSuccess」もしくは「OnFailure」に利用されることが多いです。

表示時間について

表示時間はミリ秒で制御されるため、任意の数で設定しましょう。
参考までに「ミリ秒」→「秒」に換算した際の表を下に記載します。

ミリ秒
1ミリ秒0.001秒
10ミリ秒0.01秒
100ミリ秒0.1秒
1,000ミリ秒1秒
10,000ミリ秒10秒
100,000ミリ秒100秒
・・・・・・
「ミリ秒」→「秒」変換

表示時間については既定では10,000ミリ秒(=10秒)となります。

まとめ

本記事では、Notify関数の情報をご紹介しました。
「成功」「失敗」などの情報が可視化されることで、ユーザーの操作感・安心感は大幅に変わりますので、是非ご利用ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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