【初心者向け】Formsで回答があったら、SharePointリストに自動転記する方法| PowerAutomate

難易度】★★☆☆☆ 
【時 間】10分程度

今回は、PowerAutomateにおいて、Formsで回答があったデータをSharePointリストに自動転記する方法をご紹介します。
管理側の作業がグッと楽になると思いますので、是非活用してください。

目次

事前準備

以下2点を事前準備しておきます。
※細かな作成方法は割愛します。

①Forms

まず、Formsで質問フォームを作成しておきます。
内容は任意ですが、ここでは以下の画像のように作成しています。

【上記画像内の質問について】
 1.お名前を入力してください … テキスト
 2.どのお餅がお好きですか … 選択肢
  ┣ 桜もち
  ┣ 焼き餅
  ┣ きな粉餅
  ┗ その他

②SharePointリスト

続いて、Formsの回答を格納するためのSharePointリストを作成します。
先ほど作成したFormsの質問ともとに、列の種類は選択してください。

【上記画像について】
 1.回答者指名 … テキスト列
 2.どのお餅が好きですか? … 選択肢列
  ┣ 桜もち
  ┣ 焼き餅
  ┗ きな粉餅

「値を手動で追加できます」にチェックを入れています。
※Formsでその他の回答がある可能性を想定。

Power Automateでのフロー構成

ここまでの事前準備が完了したら、いよいよフローを作成していきます。

全体像

3ステップだけで完成です。
 ① 新しい応答が送信されるとき(トリガー)
 ② 応答の詳細を取得する(アクション)
 ③ 項目の作成(アクション)

詳細版

STEP
Forms回答時に起動するようにトリガーを設定

Formsの「新しい応答が送信されるとき」をトリガーに設定します。

【フォームID】
 事前準備で作成したForms名をプルダウンから選択してください。

STEP
Formsの回答を取得するアクションを追加

Formsの「応答の詳細を取得する」アクションを追加します。

【フォームID】
 事前準備で作成したForms名を選択してください。
【応答ID】
 動的なコンテンツから「応答ID」を選択してください。

STEP
SharePointリストに反映させるためのアクションを追加(完成)

最後に、SharePointの「項目の作成」アクションを追加して完成です!

【サイトのアドレス】
 SharePointリストを置いてある場所をプルダウンから選択してください。
【リスト名】
 SharePointリストの名前をプルダンから選択してください。
【列毎の内容】
 以降、SharePointリストに当てはまるように、動的なコンテンツからFormsの設問を選択してください。 

STEP
完成!

完成です!お疲れ様でした。
フローをONにして該当Formsで回答することで、SharePointリストにデータが追加されることを確認してください。

まとめ

今回は、PowerAutomateを用いて、Formsの回答内容をSharePointリストに自動転記する方法をご紹介しました。リアルタイムの情報反映が可能となるため、是非ご活用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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