【初心者向け】メールの添付ファイルをSharePointに自動保存する方法 | PowerAutomate

難易度】
【時 間】10分程度 

今回は、メールの添付ファイルを自動的にSharePointに格納する方法をご紹介します。

目次

実現したいこと

実現したいことは以下のとおり。

・Outlookで受信するメールについて…
 とにかく添付ファイルだけをSharePointに格納したい!

Screenshot

Power Automateでのフロー構成

全体像

フローの全体像は以下のとおりです。(続けて詳細版を説明します)

詳細版

STEP
メール受信に起動するようにトリガーを設定

「新しいメールが届いたとき」トリガーを追加して、起動の条件を入力します。

ここでは以下のように設定。
フォルダー】
 Inbox(=受信ボックス)
【添付ファイル付きのみ】

 はい

STEP
SharePointにファイルを作成

SharePointの「ファイルの作成」アクションを追加して、保存場所や保存名を設定します。

【サイトアドレス】
 SharePointサイトのアドレスを選択します。
【フォルダーのパス】

 格納するフォルダを選択します。
【ファイル名】

 当該添付ファイルをどのような名称で保存するか設定します。
 ※ここでは重複を防ぐため「受信日時」「添付ファイル名」で設定。
 ※一部注意事項があるため、次に記載します。
【ファイルコンテンツ】

 「添付ファイルコンテンツ」を選択。

【注意(添付ファイル名の設定について)】
「添付ファイル名」には拡張子も含まれているため、一番後ろに設置する必要があります。

STEP
自動的にFor eachが設定される(完成)

【ファイルコンテンツ】を設定すると、自動的に「For each」が設定されます。
これは繰り返しを意味します。つまり、添付ファイルが2個以上あった場合に自動的にその数分動いてくれます。ありがたいですね。特段追加設定は不要です。

以上で完成です!

実際の動き

添付付きメールが届くと、自動的にデータ保存されるようになります。

Screenshot

まとめ

今回は、メールの添付ファイルをSharePointに自動保存する方法についてご紹介しました。
単体で利用することは少ないかもしれませんが、こちらを元に後続処理を追加したりと汎用性があるものかと思いますので是非ご活用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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