【初心者向け】SharePointのユーザー列を使ってTeamsでメンションする方法 | PowerAutomate

難易度】
【時 間】10分程度 

今回は、SharePointのユーザー列をもとにTeamsでメンションする方法をご紹介します。
自分自身も迷った内容ですので、同じ悩みを抱えた方の助けになればと存じます。

目次

やりたいこと

やりたいことは以下のとおり。

・Sharepointリストのユーザー列を使って、Teamsにメンション付きで投稿したい。

フロー構成について

全体像

フローの全体像は以下のとおりです。(続けて詳細版を説明します)

Screenshot

詳細版

STEP
任意のトリガーを準備(ここでは手動)

任意のトリガーを設定してください。
※ここでは「手動でフローをトリガーする」を選択しています。

ここでの設定
トリガー:「手動でフローをトリガーします」
内容  :「数」(値は空欄)

STEP
「項目の追加」アクションを追加

「項目の追加」アクションを追加して、対象のSharePointリストを設定します。

サイトのアドレス:対象のSharePointリストのサイトを設定
リスト名    :対象のSharePointリストを設定
ID       :ここではSTEP1の「数」を動的なコンテンツで追加

STEP
「変数を初期化する」アクションを追加(Claims用)

「変数を初期化する」アクションを追加して、
SharePointのユーザー列におけるClaimsを格納するための箱(変数)を準備します。

名前:任意の名前でOK(ここでは「任意の値Claims)」
種類:文字列に設定
値 :動的なコンテンツで、メンションしたいユーザー列のClaimsを選択
   (ここでは「user Claims」)

STEP
「変数を初期化する」アクションを追加(UPN用)

「変数を初期化する」アクションを更に追加して、
ClaimsからUPNに変換するための箱(変数)を準備します。

名前:任意の名前でOK(ここでは「任意の値UPN)」
種類:文字列に設定
値 :「式」で、以下の文字列を式で入力

substring(variables('XXXX'),add(lastIndexOf(variables('XXXX'),'|'),1))
 
// XXXX部分にはSTEP3で設定した名前を設定
// 例)substring(variables('任意の値Claims'),add(lastIndexOf(variables('任意の値Claims'),'|'),1))
STEP
「ユーザーの@メンショントークンを取得する」アクションを追加

Teamsでメンションするために、「@メンショントークンを取得する」アクションを追加します。

ユーザー:STEP4で設定した変数 を選択

STEP
「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」アクションを追加

Teamsでメンション付きで投稿するため、「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」アクションを追加します。

投稿者:任意(ここではフローボット)
投稿先:任意(ここでは Chat with Flow bot)
Recipient:任意(ここでは自分宛に設定しました)
Message:動的なコンテンツでSTEP5で設定したメンションを追加します。
      ※内容は任意

STEP
完成!

完成です!お疲れ様でした。

まとめ

今回は、SharePointリストのユーザー列をもとにTeamsでメンションする方法を紹介しました。
UPNへの変換は一手間かかりますが、是非試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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